

伊藤園は、古くから体に良い飲みものとして親しまれてきた「お茶」を時代に合わせて製品化し、無糖茶を日常に広めてきました。本賞ではお茶の健康効果、栽培方法、新しい飲み方や使い方など、お茶に関する食・農・健康・環境・文化などの研究テーマを広く募集します。お茶の秘めた魅力を発見し、お茶の未来を一緒に作っていきましょう!
未来につながるお茶の魅力を創造する研究
| 募集対象 | 研究活動を行う中学生、高校生、 高等専門学校生(3年生以下) |
|---|---|
| 使用用途 | 研究に要する経費(材料費、部品等購入費、設備費、交通費等) |
| 申請締切 | 2026年5月14日(木)17時 |
| 研究期間 | 2026年6月〜2026年12月末日 |
| 参考URL | https://lne.st/ |
| 主催 | 株式会社リバネス |
| 助成内容 | 研究費10万円/伊藤園研究員による研究メンタリング/採択者キックオフ実施/成果発表会実施 |
|---|---|
| 採択件数 | 5件程度 |
| 募集期間 | 2026年3月1日〜5月14日 |
|---|---|
| 申請締め切り | 2026年5月14日(木)17時 |
| 面談期間 | 2026年6月中旬 |
| 面談に関して | 平日、オンラインで行います。 面談対象者には、申請締め切り後、1週間後を目処にご連絡いたします。 上記面談期間のうち、面談不可の日程がありましたら、事前にお知らせください。 |
| 採択発表 | 6月下旬予定 |
| 研究費支給日 | 2026年7月末日予定 |
| 研究期間 | 2026年6月から2026年12月 |
| 採択受賞式 | 2026年6月下旬〜7月中(オンライン開催) |
| 成果発表会 | 2026年11月〜12月にて実施予定 |
規約及び本ページの募集要項を確認の上、内容に不明点がある場合はご相談ください。
申請を希望する中高生は、代表者かどうかに限らずチーム全員のリバネスID登録が必要になります。研究費エントリー画面はリバネスIDログイン後に表示されますので、リバネスIDに登録をお願いします。
学校活動の一環として実施する場合は学校教員の同意書(学校用)を、そうでない場合はチームメンバー全員の保護責任者の同意書(個人用)を準備してください。同意書の雛形は以下からダウンロードください。
上記をダウンロードの上申請フォームにアップロード下さい。
| 研究テーマ | 代表者氏名 | 学校名 |
|---|---|---|

日本の暮らしに深く根づいてきたお茶は、健康飲料としての側面などで世界的に注目される一方、それを取り巻く状況が変化しつつある。伊藤園は、お茶が秘めるポテンシャルを次世代とともに探り、「未来につながるお茶の魅力」を創造するために、サイエンスキャッスル研究費 伊藤園賞を設置した。
毎日の一杯がもつ役割
健康飲料としてのお茶は今、世界で注目の的である。緑茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用や抗菌作用を持ち、食事とともに摂取されることで体調管理に役立つことが明らかになってきた。また、テアニンという成分にはリラックス効果や集中力の維持に関わる働きがあり、心の状態に作用する成分として世界中で研究が進められている。伊藤園中央研究所では、こうしたお茶が健康に果たす様々な役割の科学的な裏付けを一つ一つ積み重ねてきた。
世界的に注目を浴びる一方で、国内のお茶を取り巻く環境は変化しつつある。生活環境の変化等で家族団欒の象徴として「お茶を淹れる」機会が以前より少なくなり、後継者不足や生産管理の難しさ等で生産者が減っているという課題もある。生活環境や価値観が変化していく中で、お茶の新たな魅力・役割を自分たちにはない視点で見いだしていきたい。これが、中央研究所所長の加藤さんを始めとする研究者たちが今回研究費を設置する思いだ。
3つの健康価値創造を目指す
同社では長期ビジョンである「世界のティーカンパニー」の実現を目指し、世界中の人々の健康に貢献する「健康創造企業」を掲げ、「心身の健康」「社会の健康」「地球の健康」の3つの健康価値の創造に注力している。例えば、生活シーンに合わせたお茶の楽しみ方の研究や長期間おいしく保存するための容器の開発。さらには、環境へ配慮した廃棄茶葉の有効活用など、体の健康だけでなく地球環境の健康まで一体となって考える「プラネタリーヘルス」の創造に向けて、「まだまだ研究する余地がたくさんあります」と瀧原さんは話す。人々に身近な存在であるお茶は、食、農、健康、環境、文化を横断する研究対象であり、多様なアプローチを受け止める懐の深さをもっている。茶樹の栽培方法や環境条件が味や香りに与える影響などの農業的な視点、製造工程の違いによって生まれる風味の変化の検証、狙った味や飲み心地を実現するための工夫、お茶の飲む以外の使い方の模索など、様々な方向性で考えることができる。
お茶の新たな魅力を次世代と探索したい
伊藤園は2025年12月に開催されたサイエンスキャッスルワールドに初参加。中高生の研究発表に初めて触れて感じたのは、その探究心の強さだという。「難しいテーマにも果敢に取り組み、自分の研究について目を輝かせて話す姿に研究を楽しんでいることが伝わってきました」と加藤さん。ブースで新しいお茶の研究についてアイデアを求めたところ、「狙った味を出すなどのユニークな視点や宇宙で栽培できるかなどスケールの大きなアイデアもあって、大人の研究者にない発想で一緒に研究するのが楽しみだ」と瀧原さんは話す。
今回設置されたサイエンスキャッスル研究費 伊藤園賞の募集テーマは「未来につながるお茶の魅力を創造する研究」。研究の過程でお茶を知ることで次世代なりに感じる魅力を一緒に探求したいと考えている。会話の合間に一息つく、誰かのためを思ってお茶を淹れる、勉強の合間に水分補給やリフレッシュで飲むなど、生活者だからこそ感じるお茶の魅力を改めて見直し、掘り下げるチャンスだ。採択者には、研究所の見学や、実際にお茶研究を進めている研究者たちのサポートなど、本気でお茶の未来を切り開いていく情熱を持つ大人たちとの交流機会もある。ぜひお茶という身近な存在の魅力を改めて知り、その未来を切り開く研究に挑戦してほしい。

収穫した茶葉から様々な加工や製造工程を経て、食卓で飲むお茶となる。